電動自転車買い換え時の注意点
- 朋紀 和佐
- 7月20日
- 読了時間: 3分
今回は電動自転車買い替え時の注意点についてお伝えいたします。
電動自転車自体の寿命は使い方や元々のスペックにもよりますが、大体7‐8年ほどで買い換える方が多いのではないでしょうか。
使用年数が7-8年を超えてくるとバッテリー劣化だけでなく、自転車本体の消耗部品も交換時期になっていて状態によっては修理代がトータル7-8万かかってしまう事もあります。
そうなると買い替えたほうがいいよねとなる訳ですが、この時に選んではいけない電動自転車があります!
ここ数年の物価高の煽りを受け、電動自転車も年々値上がりをし続けているのですが、ネットや雑貨屋などで安価な電動自転車を見かけることもあるかと思います。
しかし、こういったメーカー不詳の安価な電動自転車には絶対に手を出してはいけません!
そもそも電動自転車は国家公安委員会の認定した型式認定されていなければ「電動アシスト自転車」として公道の走行が出来ません。
ネットや自転車販売店ではないお店で売られている電動自転車にはこの型式認定されていないものがあるのです。
型式認定のされていない自転車や、街中でもよく見かけるペダルを漕がなくても進む電動自転車(正確には自転車ですらないのですが)だけはいくら安くても買ってはいけません。
これらの自転車は当店はもちろん自転車店での修理が受けられないため、パンクした時点で終了となります。
最悪の場合買った翌日にはもう廃車となってしまいます。
そうならないためにも型式認定のある自転車を選ぶ必要がありますが、型式認定されていれば何でもいいかと言うとそうでもありません。
ネットで安価で売られている電動自転車の中にも型式認定されているものもありますが、残念ながらこれらの自転車も多くの自転車店では修理をしてもらうことが出来ません。
理由は配線周りを触れないからです。
型式認定されている電動自転車でも殆どのものは前輪モーターか後輪モーターを採用しているため、モーター側の車輪の脱着の際に配線の抜き差しが必要となります。
その際万が一不具合が起きてしまっても部品の手配や交換が出来ないからです
ではどんな電動自転車を選べばいいかと言うと、安心安全な国内メーカーの電動自転車を選んでください!
具体的にはヤマハ・パナソニック・ブリヂストンなどです。
他にも国内メーカーの電動自転車はありますが、圧倒的にこの3社のシェアが多いのでスペックと価格のバランスが良くとれています。
ただ、これらのメーカーでも様々なモデルがラインナップされているので、ご自身の使い方にあったモデルを選んでおかないとスペック不足だったり、宝の持ち腐れとなってしまいます。
ネットで安く買うことは出来ますが、長く毎日使うものなのでお店でしっかりと説明を受けて納得のいくものを選んでください。
当店でも修理だけでなく、買い替えの相談などもお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。




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